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2022.03.15付

改善基準 過労死問題棚ざらしの恐れ 「トラック取り残される」

 トラックドライバーの働き方改革を巡るが暗礁に乗り上げている。改善基準告示の見直しを巡る議論で、使用者の代表からは「拘束時間293時間を維持し年3408時間を超えない範囲」との意見が出ている。過労死認定基準を超過するレベルで、長年にわたる過労死件数ワーストの問題が棚ざらしになる恐れもある。

 1月と今月4日に開かれた厚生労働省労働政策審議会下の作業部会で、使用者の代表は荷主取引適正化に関する訴えを繰り返した。厚労省に対し、労働基準監督署による立ち入りの際に荷主…

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