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2022.01.04付

【新年特集】燃料電池車の可能性 トラック脱炭素を支援 導入や運用で課題多く

 カーボンニュートラル(炭素中立)の達成は、トラックを使い仕事をする物流企業にとって大きな課題。走行時に二酸化炭素を出さないFC(燃料電池)を動力とするトラックの利用は活路になり得る。FC技術の開発に取り組む同志社大学の稲葉稔教授は「車両コストやインフラなど課題も多いが、脱炭素の実現を支える可能性を秘めている」と話す。

 FCは水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する装置。1960年代に米国が進めていた宇宙開発計画で宇宙船用の発電装置として採用された…
 

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