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2021.11.02付

【物流プラットフォーム再構築の時】第47回 環境への問題意識(10) 3つの水素と運搬・供給網の整備 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 脱炭素化が叫ばれ、水素エネルギーが注目されている。輸送用機器での水素の活用方法は大きく2種類。酸素との化学反応で発電する燃料電池で、モーターを駆動させる燃料電池車(FCV)と、ガソリン車のようにシリンダー内で水素に点火し爆発させて駆動力を得るレシプロエンジンやロータリーエンジンなどの内燃機関型車だ。
 脱炭素の観点では、FCVや電気自動車(EV)に使用する蓄電池や、水素製造に必要な電力の発電方法に注意したい。
 内燃機関に水素を活用する技術開発では、筆者が勤務…

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