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2021.10.26付

【「安全企業」のつくりかた】第87回 被害想像力を持つこと 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏

 例えば、信号のない交差点で、自車優先の直進トラックと左方から来た乗用車が衝突する事故が起き、衝突の弾みで、乗用車が歩道に突っ込み、子どもにけがを負わせたとする。トラックの乗務員は、乗用車と衝突して、弾みで乗用車が付近の歩行者にけがを負わせるということを想像できただろうか。
 安全運転は、危険予測が重要とよくいわれる。危険予測は周囲に危険がないかを自ら早めに予測することである。しかし、予測はできても、その危険がどのような被害をもたらすかの想像力が乏しければ…
 

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