ニュース

2021.10.19付
【どうなる?トラック特集】標準的な運賃 特別提言 人件費2割増は不可欠 2年後に残業代割増控え 日通総合研究所 大島 弘明 取締役
昨年4月の告示から、1年半がたった標準的な運賃。ドライバーの労働条件改善には国の定めたタリフ(運賃表)の活用と同時に、自社の経営に合わせ実勢運賃を算出することが重要になる。運賃設定のポイントに関し、日通総合研究所の大島弘明取締役は全産業並みの人件費と車両償却費を挙げ、「目標を立てながら荷主と交渉することが重要」とする。
トラック業界の市況は厳しさが続く。貨物輸送量は回復基調にあるが、そのスピードはかなり緩やかな状況だ。ドライバーの有効求人倍率は2倍ほどで…
電子版のIDをお持ちの方はこちらからログインできます!
ログイン