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2015.05.26付

【製造業の海外シフトで国内物流は細るのか?】第8回 製造業の国内回帰(4) 東レ経営研究所 産業経済調査部門 シニアエコノミスト 福田 佳之氏

 日本企業の国内シフトの動きは活発だ。 日産に続いてトヨタが北米向け輸出を増やすとしており、平成29年には世界戦略車「カムリ」の輸出再開を計画する。ホンダも2輪車だけでなく、小型車「フィット」の北米向け輸出の生産拠点をメキシコから国内に移す。
 今後の国内回帰の動向を展望し、さらに国内回帰がもたらす問題点について解説する。
円安での国内回帰は継続へ
 今後、円安が持続して国内の事業採算が改善する限り、生産地の国際調整の一環で海外から国内へ生産活動はシフトする。…

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