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2021.10.05付
【顧客に届く提案のヒント・「物流コストの算定・管理」のすべて 発刊記念連載】第1回 なぜ荷主の物流費を知るべきか サプライチェーン・ロジスティクス研究所 久保田 精一 代表
◆はじめに
人手不足、燃料費の高騰、倉庫賃料の上昇などから、物流コストの上昇が続いているのは周知の通りだ。コスト上昇は運送業にとっても大きな問題だが、労働時間の削減が法定化される「2024年問題」は運送業だけでは対応が不可能で、運賃や待機の見直しなど荷主との協力が不可欠だ。このような状況は荷主の中でも理解が進みつつあり、今後のコストアップを織り込んで動き始める荷主も増えてきている。
筆者らのグループは今回、近年注目が高まる物流コストをテーマとした書籍を出版した。本連載では出版を記念し、筆者3人がリレー形式で計6回にわたり、物流コストのポイントを紹介する。
初回は、荷主の物流コストを知ることがなぜ物流業にとって大事なのかを改めて確認し
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