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2021.09.21付

【記者の注目POINT】物流大網KPI ドラ所得は超高水準 「現状のままではダメ」

 6月閣議決定の総合物流施策大綱では、トラックドライバーの労働環境整備について年間所得と労働時間がKPI(重要業績評価指標)に掲げられた。共に全産業並みとする最終目標で、所得は時給換算で現行比3~4割アップが必要。高水準な目標だが、国土交通省は「現状のままでいいとは考えない」として、標準的な運賃を含むさまざまな施策を通じ、労働環境の改善を後押しする。
 大綱は、2025年度までの向こう5年間の日本の物流指針を定めたもの。内容が多岐にわたる中で、24年4月以降に年…

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