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2021.09.07付
カーボンプライシング 導入へ検討本格化 企業の負荷増加に懸念
経済産業省と環境省は、二酸化炭素に価格を付けて排出量削減を促すカーボンプライシングの仕組み構築を本格的に検討している。2050年のカーボンニュートラル(炭素中立)の達成を目指したものだが、トラック輸送を行う物流企業のコスト増加につながる可能性もあり経営への影響が懸念される。
カーボンプライシングには幾つか手法がある中で、両省が想定するのは主にクレジット取引、排出量取引制度、炭素税の3つ。
まず検討されているのがクレジット取引。二酸化炭素削減量に価格を付け…
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