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2021.08.10付

標準的な運賃 届け出率の差 顕在化 大都市圏は伸び悩み

 標準的な運賃に関し、地域間で届け出率の差が顕在化している。地方では全国平均を上回る半面、大都市圏では伸び悩む状況が続く。特に企業数の多い都府県は1桁台で推移している。
 国土交通省によると、6月末までに標準的な運賃の届け出を行った企業は1万3443社で、全国平均の届け出率は23・6%だった。運輸局別では、四国が最も高く72・1%。中国48・7%、北海道43・2%、九州42・2%と続いた。
 これに対し、関東、中部、近畿の大都市圏では全国平均を下回った。特に企業数の…

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