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2021.08.10付
【「安全企業」のつくりかた】第82回 急ブレーキ回避の落とし穴 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
物流業界でもドライブレコーダーは普及している。事故やクレーム時の映像による確認を中心として、日常の安全教育にも活用されるようになった。
日常では、事故や危険運転が発生した際に、管理者と乗務員により内容を確認し、管理者から当事者である乗務員へ具体的な教育を行うことが多い。この際の危険運転については、乗務員による急操作が対象となり、とりわけ急ブレーキが重視される。
筆者はある物流企業のドライブレコーダーの映像を詳細に分析した際、複数の乗務員が、信号の変わり目…
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