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2021.07.13付

潜む物流 根深い闇 荷待ちの〝温度差〟 諦めるドライバーたち

 国土交通省が5年半ぶりに実施し6月に結果が明かされたトラック輸送実態調査で、荷待ち発生の有無に対する認識に荷主と運送会社の間で深刻な隔たりがあった問題。背景には、物流の社会システムそのものに潜む根深い闇がある。

 5年半前と違い、荷主も対象に加えて実施された今回の調査では、荷待ち発生の有無の把握について、実運送会社の73%が「発生している」としたのに対し、発荷主、着荷主はそれぞれ24%、21%にとどまった。およそ50ポイントもの開きがある。
 着荷主側の問題として…

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