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2021.07.13付
1~5月死亡労働災害 コロナ前上回る水準 宅配関連が半数占め
今年に入り、陸上貨物運送業の死亡災害が増加している。5月までの件数(速報値)は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の同じ時期を上回った。特に巣ごもり需要で荷量が増加した宅配の配達で、事故が多く、業界団体が注意を呼び掛ける。
厚生労働省によると、1~5月に発生した死亡災害事故の件数は35件で、新型コロナ前の19年に発生した29件を上回った。このうち、1月と5月で、19年同月比で4件以上増えており、深刻な状況となっている。
今年発生した死亡災害のうち…
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