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2021.04.13付

大型物流施設 EC拡大で需給ひっ迫 賃料も高止まり続く

 大型物流施設の需給がひっ迫している。1都4県の東京圏は湾岸エリアや、圏央道周辺などいずれの地域もECを中心に旺盛な需要により、空室率はほぼゼロの状態。大阪、兵庫の大阪圏も低水準が続く。募集賃料も、東京圏では少なくとも2025年まで、坪当たり4500円以上で推移するとみられ、その後はさらに値上がりする可能性がある。

 近年、大型物流施設の大量供給が続いている。国土交通省によると、20年の自社・賃貸施設の着工延べ床面積は10年比2・6倍超の約1145万平方…

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