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2021.03.30付
【2021春闘の行方・後編】景気上向き期待膨らむ 後続の中小、健闘なるか
トヨタ自動車がV字回復を見越し満額回答を出すなど、景気の上向き期待が高まる中、迎えた2021トラック春闘。上場陸運企業の20年4~12月期決算は、本紙集計35社中20社が営業減益で、先行大手の交渉結果が危ぶまれたが、ふたを開けてみれば、まだら模様ながら待遇改善を継続させる流れをうかがわせた。
ポイントは人材投資の姿勢の表れ。デフレ不況やリーマン・ショックといった平成の不況期に、企業は内部留保を優先してきたと運輸労連の難波淳介委員長。いま企業は「原資の範囲内で出す…
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