日通　コスト管理奏功で増益　国内の強じん化推進

　日本通運(本社・東京、斎藤充社長)の2020年4～12月期の連結業績は、売上高が前年同期比4・3%減の1兆4987億2300万円、営業利益が同8・9%増の490億6400万円の減収増益だった。新型コロナウイルスの感染拡大で貨物輸送需要が縮小し、売上高は減少したが、国内を中心とした外注費の抑制などのコスト管理の徹底と、航空貨物の取扱量増加で営業利益が拡大した。
　日本事業は回復傾向で、20年4～12月期の累計では、売上高が同3・9%減の8828億円、営業利益は同…

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