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2020.12.22付
【ブロックチェーン 活用の道のり】企業間の「協調」不可欠 日本総合研究所 通信メディア・ハイテク戦略グループ 後藤 紘一郎 研究員
ブロックチェーン(分散型台帳)は、特定の企業がシステムを構築し、情報を管理するのではなく、参加する人が平等にシステムにアクセスして管理する仕組みだ。2015年ごろから期待が高まり、金融を中心に活用が始まっている。
中央集権的にシステムを管理しなくても「耐改ざん性」、「透明性」、「堅ろう性」を担保できる点が特徴だ。入力されたデータ群(ブロック)について、その内容が正しいかを全員で合意形成するプロセスがあり、この記録をチェーン(鎖)のようにつなぎ蓄積する。一度…
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