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2020.11.24付
【まなびカフェ】M&Aから見る業界動向 最終回 「個人」から「組織」へ[調剤薬局業界編] 日本M&Aセンター 原 佑輔 業界再編部調剤薬局業界支援室 M&Aアドバイザー
まず、最近の調剤薬局業界の事業環境について説明する。厚生労働省によると、2019年3月末時点の全国の調剤薬局は5万9613店で、コンビニと同程度の店舗数がある。業界の特殊な点は、全店舗数のうち2万5000の店舗が別々の法人が経営していることだ。似た店舗数を展開するコンビニ業界とは、運営事業者が大手数社に限られている点で大きな違いがある。
求められる効率化
多数の法人が店舗を経営する調剤薬局業界は、近年、変化し始めている。1つの法人が「個人」で1店舗の調剤薬局…
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