農水省・食品ロス削減　74社の取り組み公表　納品期限緩和などで

　農林水産省は10月30日、食品の納品期限を緩和する小売企業や、賞味期限の表示を年月日から年月表示になど変更する食品・飲料メーカーを公表した。
　納品期限の緩和を今回新たに開始したのは24社。さらに12社が取り組みを追加・変更した。小売業界では、製造日から賞味期限までの最初の3分の1までに納品しなければならない商習慣があり、食品ロスや物流合理化の妨げとなるため、農水省は清涼飲料水、一部の菓子、カップ麺を推奨品目に指定し、業界に緩和を呼び掛けていた。

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