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2020.11.03付

【まなびカフェ】M&Aから見る業界動向 第5回 賃貸管理業で活発な動き[不動産業界編] 日本M&Aセンター 石本 翔 業界再編部不動産業界支援室M&Aアドバイザー

 昨今、新型コロナウイルスの感染拡大などにより、日本経済全体に不透明感が漂っている。国内の不動産業界でも状況は同じ。まず、最近の業界の動向を説明する。

堅実な「ストック型」

 不動産各社を取り巻く経営環境は、内見者数の減少や物件の決済延期、賃料交渉などの対応に追われ、厳しい状況にある。
 不動産開発を手掛けるデベロッパーや、不動産売買・仲介業といった単発の取引で利益を得る「フロー型」ビジネスを主に展開する企業は顕著に業績が落ちている。例えば三井不動産は…

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