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2020.10.06付
【まなびカフェ】M&Aから見る業界動向 物流編① 中小企業でも検討増加 日本M&Aセンター 山本 夢人 業種特化事業部業界再編部長 新型コロナウイルスの感染拡大は経済に大きな打撃を与え、各産業は大きな影響を受けている。M&Aも状況は同じで、手続きを途中で止めざるを得ない事態となり、譲渡を受ける企業から
無期限延期の要請を受けることも珍しいことではなくなっている。
だが、M&Aを検討する企業の動きが途絶えたというわけではない。新型コロナの影響を受けて「会社の将来のためにいま、何か手を打たなければならない」という意識を持つ中小企業からの相談は多く寄せられている。また、幸い影響がそれほどなかった企業からも問い合わせを受けている。M&Aの動向を知ることで各業界の大きなトレンドをつかむことができる。本連載では、M&Aの最新の実施状況を切り口に、各業界の動向を見ていく。
日本M&Aセンターに寄せられる中小物流企業からのM&Aに関する相談件数は、新型コロナの感染拡大が始まる以前からさほど勢いが止まっていないのが実情だ。従来の経営者が高齢化や後継者不在といった…
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