特積み各社　連休前後の残荷、課題に　コロナ下、輸送力調整で

　運行便や配達車両への荷物の積み残し、いわゆる残荷がいま、特積みで新たな課題に浮上している。お盆をはじめ連休の前後で、ホームにさばき切れない荷物があふれ、傭(よう)車の手配も間に合わない。新型コロナウイルス感染拡大に伴う物量減少で各社内製化を進め、戦力を絞り込んでいるためで、当面の物量回復が見込めない中、再発も予想され、対応が求められそうだ。

　7月下旬、4連休明けの月曜日の夕方、中堅特積み会社の関東のある支店では久しぶりにホームに荷物があふれ、運行便…

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