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2020.07.07付

19年度労災補償 運輸・郵便の状況深刻 脳・心臓疾患は最多

 運輸・郵便業で脳・心臓疾患の労働災害が引き続き多発している。厚生労働省が6月26日公表した「2019年度過労死等の労災補償状況」で分かった。特に輸送、機械運転者の多さが目立ち、深刻な課題が改めて浮き彫りとなった。
 19年度の脳・心臓疾患の労災補償請求件数は前年度比59件増の936件。このうち、運輸・郵便業は197件(前年度比増減なし)で、全11業種中最多だった。支給決定件数も68件(同26件減)と最も多かった。

精神疾患も3番目の高さに…

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