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2020.07.07付

【物流プラットフォーム再構築の時】第16回 IoTで何が変わるか⑧ 製造拠点・販売構造が変化 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 IoT(モノのインターネット化)の進化は生産方式を大きく変える可能性を秘めている。自動化はもちろん、生産・販売方式自体を変える取り組みが既に始まっている。少品種大量生産から多品種少量生産への移行に加えて、標準品を基本に顧客の要求に応じてカスタマイズする方式、さらには自動化製造技術を活用して、顧客の要求に応じ短時間で設計・製造し供給する方式も進むことが予測される。
 例えば、アディダスは「スピードファクトリー」によって、オーダーメード靴を大量生産する…

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