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2020.06.30付

【「安全企業」のつくり方】第56回 自転車事故はこれからが注意 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏

 自転車の安全利用促進委員会によれば、年齢別の自転車の事故率は16~18歳が最も高く、次いで13~15歳となる。つまり、中高校生の事故率が他のどの年齢層よりも高い。自動車事故では高齢ドライバーの事故が社会問題化しているが、自転車では中高校生がリスクの中心にある。
 中高校生の自転車事故は通学時に多く、特に1年生の比率が高い。さらに入学当初の4月よりも5~6月に事故が増えやすい。これは入学当初は緊張感があり注意深い傾向があるものの、徐々に環境に慣れて注意が緩慢に…

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