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2020.03.03付
2020春闘 賃上げ継続へ正念場 好材料なく「板挟み」も
12日に先行する大手がヤマ場を迎える2020春闘。昨年は運輸労連で平均解決額が2600円超と過去20年では高水準を記録するなど、他産業との格差改善の兆しが見えたが、今年は正念場の労使交渉となりそうだ。
昨年の盛り上がりを欠いた消費増税駆け込み需要と、いまひとつの五輪特需、さらに足元の新型コロナウイルス流行が景気を下押しし、荷動き減退に拍車が掛かっている。
運輸労連、交通労連の大手加盟組合に名を連ねる特積みでは、この数年待遇改善を大きく進めたが、人手を…
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