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2020.02.04付

未払い賃金訴訟 試用期間中の残業代が焦点 社歴浅い社員に目立つ

 全国で多発する未払い賃金訴訟。従来は長年勤めた社員が訴えていたが、ここに来て入社半年~3年といった社員が訴える場面が目立っている。訴訟内容を見ると、試用期間中に発生した時間外労働の未払い分に焦点を当てている。物流業界の法務に精通する奈良経営サポートの村上英治氏は「トラック各社で試用期間の残業代を確実に払っているケースは多くない。限りなく黒に近いグレーな部分で、対処が求められる」という。

カキウチ商事一部勝訴判決

 カキウチ商事(本社・和歌山県橋本市、垣内憲一社長)…

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