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2019.07.02付
【「安全企業」のつくりかた】第34回 高齢ドライバーの安全教育② 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
高齢乗務員の運転業務の継続、再雇用を検討する際、身体機能低下の有無だけで判断するのは十分とは言えない。機能低下は誰にでも多かれ少なかれあり、個人差も大きい。
大事なことは機能低下の程度とそれに応じた自らの「補償行動」とのバランスが取れているかどうかである。
補償行動とは心理学の用語だが、身体的あるいは精神的なことが原因で他より劣ると感じることがある時、それを自ら補おうとする心の働きである。例えば動体視力が低下したと自覚すれば、それに応じて交差点進入時の加速…
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