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2019.04.30付

【「安全企業」のつくりかた】第30回 視野のはなし 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏

 ヒトの視野は左右110度程度である。視野は大きく3つに分かれ、「中心視」「周辺視」、あとは「気配」とも言うべきものである。中心視は左右5度程度で、文字を読むときなどに使われる。周辺視は左右各35度程度であり、物の色彩が分かるのはここまでと言われている。これ以上で110度までは、いわば気配である。はっきりと物を何かと捉えることは難しい。
 また、物をはっきりと捉えることができる周辺視でも、対象が動かない状態だと認識しにくいという特性もある。このように物を…

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