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2019.04.16付

ハンナ 未払い賃金訴訟 就業規則改定同意が焦点 事実上、勝訴で結審

 ハンナ(本社・奈良市、下村由加里社長)はこのほど、元ドライバー5人が未払い割増賃金があるとして、支払いを求めていた一連の裁判で事実上、勝訴した。同社は経営危機に直面した2011年、賃金改定で労働者側が不利益となる出来高制から時間給に変えた。その際に全社員が改定に同意したかが争点となった。ドライバー側は不同意を主張したが、奈良地方裁判所は客観的証拠が乏しいとして棄却した。
 訴えを起こしたのは、同社に勤務していた5人の男性ドライバー。原告側は13年、奈良地裁に…

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