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2019.02.19付
【海上輸送ガイド】SOx規制強化 費用上昇分は運賃転嫁へ 国の支援を期待する声も
船舶燃料の国際的な環境規制、いわゆる硫黄酸化物(SOx)規制が平成32年1月からスタートする。どのような燃料を使うかは、供給側との交渉が難航し定まっていない。船社が対応するには硫黄分の少ない重油への切り替えや脱硫黄装置の装着が必要で、コスト増は避けられない。モーダルシフトで船舶の利用が伸びる中、SOx規制が逆風になりかねない。
大気汚染の原因となるSOxの排出を減らすため、国際海事機関(IMO)は世界一律で、船舶燃料に含まれる硫黄濃度を現在の3.5%以下から…
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