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2018.12.04付

エスライン・4~9月期 運賃改定効果8億円 売上500億円達成へ弾み

 

エスライン(本社・岐阜県岐南町、山口嘉彦社長)は平成30年4~9月期、運賃・料金の適正化や、個人宅配を扱うホームサービス事業の拡大で、連結売上高が前年同期比5.6%増の244億5100万円だった。
上期ベースでは2期連続で過去最高を更新。31年3月期を最終年度とする中期経営計画で掲げる売上高500億円の達成を視野に入れた。
主力の物流関連事業では、運賃の改定を積極的に推進し、運賃収入は特積み部門で前年同期比4.9%、貸し切り部門では同3.3%増加。金額にして計約8億円上積みした。輸送量は計155万トンと同1.3%増だった。山口社長は「荷動きについては自然災害の影響で九州方面が一時、滞ったが、全体としては活発だった」と説明。年末の繁忙期は堅調を見込み、「(通期予想を)達成できるよう努力する」(山口社長)。
下期は、10月に稼働した西淀川支店(大阪市)の営業拡大、人材確保と社内教育の強化などを掲げる。設備投資では岐阜県岐南町と郡上市に最新システムを導入する新倉庫の建設に着手し、来年の稼働を目指す。

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