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2018.07.17付

【海上輸送ガイド】海運業界 SOx規制で苦境に 燃料油高騰も追い打ち

 国際条約で取り決められた硫黄酸化物(=SOx)規制が平成32年からスタートする。船舶用燃料油の硫黄濃度を0.5%以下に抑える規制で、施行されれば、船舶で従来使われているC重油は使用できなくなり、より価格の高い燃料を使わねばならない。足元の燃料高騰も相まって、陸運企業への影響もありそうだ。
 国際海事機関が平成20年に行った海洋汚染防止事条約の改正で、32年に船舶用燃料中の硫黄濃度規制が3.5%以下から0.5%以下に強化される。貨物船の主要燃料として使われる通常…

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