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2018.07.10付

拘束時間年3300時間に改善基準見直しで 1日50分の時短必要に 実現へ「荷主協力が不可欠」

 働き方改革関連法を巡り、運送業界が大きな転換を迫られている。加藤勝信厚生労働大臣は6月14日の参院厚生労働委員会で、改善基準告示で定めるドライバーの年間拘束時間を、現行の3516時間から3300時間に見直すと言及。実現には1日当たり約50分の時間短縮が必要で、企業からは「ドライバーを守る上で理解はできるが、荷主協力は不可欠」との声が上がる。
 6月29日に成立した働き方改革関連法には、改善基準告示を見直す旨を記した付帯決議が盛り込まれた。決議に法的拘…

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