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2018.06.26付

【グローバル物流特集】鉄道輸送 中欧間、年5000本運行へ 海より早く空より安い

 鉄道輸送が国内で再評価される中、海外ではクロスボーター(越境)輸送や拠点港から大都市への域内輸送を担うなど存在感を示しつつある。平成23年に誕生した中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」は、中国が提唱する巨大経済圏「一帯一路」構想を受けて運行本数が増加。29年は過去最高の3673本に達した。
 中欧班列のサービス範囲は中国国内では38都市、欧州側では13カ国36都市と拡大傾向が続いている。両地域間のリードタイムは2週間前後で、海上輸送の約3分の1。輸送運賃は…

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