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2018.03.27付

全ト協・28年度経営分析 9年連続赤字から脱却 燃油価下落で利益改善

 全日本トラック協会(坂本克己会長)がまとめた平成28年度決算版経営分析報告書によると、27年10月~昨年8月のトラック運送業の経営実態は、燃料価格下落で営業利益が大きく改善し、9年連続の営業赤字から脱却した。半面、人材不足に起因した人件費上昇や傭(よう)車費の増加で改善は限定的だった。
 1社当たりの平均貨物運送収入は、28年から輸送貨物量が増加傾向に転じたことから前年度比6.1%増の2億1375万1000円。平均売上高(全事業収入)も同5.4%増の…

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