ニュース

メインビジュアル

2017.12.19付

山陽道事故で報告書 自動車版事故調 安全管理の認識欠如指摘

 昨年広島県の山陽自動車道で発生したトラックの多重衝突事故で、事業用自動車事故調査委員会は6日、調査結果を公表した。運行管理者がドライバーの過酷な勤務状況を把握しながら、適切な対応を講じなかったことが原因とし、国土交通省に再発防止の徹底を求めた。
 多重衝突事故は昨年3月、山陽道下り線八本松トンネル内で起きた。居眠り運転をしていた中型トラックが時速80kmの速度で、渋滞で停車中の車列に追突。計5台が炎上し、4人が死傷した。
 検証の結果、ドライバーは…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください