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2017.11.28付
宮崎カーフェリー 新船建造し航路存続へ 来春、新会社が事業継続
宮崎カーフェリー(本社・宮崎市、黒木政典社長)が運航する宮崎―神戸航路の維持に向け、宮崎県や政府系ファンドなどが新会社を設立し、事業を継続することとなった。船齢が20年を超えた現行船2隻の代替は遅くとも平成34年までに進め、大型化によりトラックの積載能力を約23%増やす方針。
宮崎と関西を結ぶ航路は昭和46年に開設。平成16年に同社がフェリー事業を引き継いだ。宮崎県をはじめ南九州の物流の一翼を担っているが、燃料費高騰や国の度重なる高速道路料金を巡る政策変更の影響を受け、低迷した。
だが近年、運送業界のドライバー不足やコンプライアンス(法令順守)の厳格化の中、関西の発着港を神戸港に移転したことで利用客は堅調に推移し収益は改善。特に宮崎発の週央は乗船を断る…
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