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2014.10.21付
3年ぶりに減少 トラック・倒産 4~9月165件
東京商工リサーチによると、平成26年4~9月の倒産件数は前年同期比10.8%減の165件。3年ぶりに前年を下回った。
従業員数別では、5人以上10人未満が同9.4%減の29件。10人以上20人未満が同25.6%減の29件。20人以上50人未満が同36.4%減の21件といずれも大幅に減少。しかし、従業員数5人未満の企業では同4.0%増の78件。50人以上299人未満の企業でも同33.3%増の8件となっており、事業規模にかかわらず依然としてトラックの事業環境は厳しいといえる。
負債総額は同7.8%減の256億1200万円で、2年ぶりに前年を下回った。「50億円以上の大型倒産がなく、1億円以上5億円未満でも減少したため」(東京商工リサーチ)。
原因別では、「販売不振」が105件で最も多く全体の6割を占めた。「赤字累積」が21件、「他社倒産の余波」が11件、「運転資金の欠乏」が9件、「事業上の失敗」が6件と続いた。
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