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2026.05.19付
【運転と心理学の深い関係】第3回 技術で事故は減らない 近畿大学 島崎 敢 教授
自動車に装備されている安全技術は飛躍的に進歩している。例えばABS(アンチロックブレーキシステム)は、急ブレーキ中にタイヤのロックを防ぎハンドル操作を可能とし、障害物の回避を補助する装置として、広く普及している。だが各国で実施された調査の結果を確認すると、ABS搭載車と非搭載車で事故率にほとんど差が見られないという報告が繰り返し行われている。
安全のための技術が、なぜ事故の減少に直結しないのか。背景には人間の心理が深く関わっている。カナダの心理学者ジェラ…
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