【共創】社内理解、どう深める～持続可能性を目指し（２２）～　流通経済研究所　堀尾仁特任研究員

　今回から少し趣を変え、（荷主の）会社の中の共創について話をしたい。「社内の共創とは何か」と不思議に感じた読者がいるかも知れないが、共創の最大の難敵は社内にある。そもそもこれまで物流に全く関心がなかった人たちだ。実のところ、連載をしている筆者自身も、物流企画部長就任前は全く興味がなく、知識や情報もなかった。商品は黙っていてもしっかり届くと何となく思っていた。
　ところが就任後、リードタイムの延長をはじめ、商慣習の見直しを進めるためには、営業部や事業部の理解が…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください