東京港の待機　削減進まず料金収受も　予約システム機能せず

　東京港で、輸出入コンテナターミナルの長時間待機が長年の課題となっている。待機時間削減が進みにくいことから、待機料金を収受する動きも出てきた。一方、国の搬出入予約システム「コンパス」は予約キャンセルなど課題が多く、待機時間削減につながっていないのが実情だ。

　東京都トラック協会海上コンテナ専門部会が５月に行った調査では、東京港の各コンテナターミナルで平均５３分～１時間４９分の待機が発生。青海２号では最大５時間５０分の待機が確認された。東ト協は「待機は長年の課…