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2025.12.09付

【鉄道貨物のミライ】第31回 JR貨物、経営の方向性 鉄道ジャーナリスト 枝久保 達也氏

 30回にわたり日本の鉄道貨物史と、昨今の取り巻く環境の厳しさを振り返ってきた。モーダルシフトの重要性が説かれながらも、数多くの課題が立ちはだかる。鉄道貨物の今後を考える前に、政府とJR貨物の目標を改めて振り返っておこう。
 JR貨物は2026年度を最終年度とする3カ年中期経営計画で、コンテナ輸送量を209億トンキロとする目標を設定した。24年度は175億トンキロの見通しに対し、実績は186億トンキロと上回っている。だが、21年10月に閣議決定された「モーダ…

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