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2025.11.25付
【提言!出版物流の未来に向けて】第7回 投資、効率化の難しさ 出版ジャーナリスト 飯田 一史氏
出版物流を長年手掛ける武蔵貨物自動車は、2015年に埼玉県川越市芳野台で発送基地を開設した。福島、青森、岩手、秋田の計14拠点への自動仕分けを行う機械を導入したが、出版物の売り上げ減少とともに、業量が毎年10~十数%減を続け、5~6年で採算が取れなくなった。それ以降、ベルトコンベヤーを使って人海戦術で仕分けした方が安く、早いという状況だ。
また、現在は川越からの発送仕分けをやめ、北上支店(岩手)に北東北出版センターを設け、直接取次センターから北上支店まで…
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