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2025.10.21付

青果物輸送 事業存続、強い危機感 「荷主と共倒れ」危惧も

 地方発首都圏向けの青果物輸送会社から、事業継続が困難との声が上がっている。長距離輸送に加え、発着地での長時間の荷待ちや渋滞で、改善基準告示の順守が難しいためだ。繁閑の差で収入に波もあり、既に事業から撤退している企業も出ている。出荷ができず、「荷主と共倒れになる」と危惧する声もある。

 長崎県のある運送企業の経営者は「事業継続が難しい」と話す。県の農業協同組合の選果場で、検品や仕分けされた青果物を積んだ後、東京中央卸売市場や千葉県、埼玉県の地方卸売市場に向け…

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