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2025.08.12付

物流不動産 冷凍・冷蔵機能に活路 差別化で入居呼び込み

 物流不動産の開発会社が冷凍・冷蔵機能を持つ大型物流センターの整備を本格化させている。近年、冷凍・冷蔵食品の消費が拡大し、旺盛な物流需要を取り込む狙いがある。また、大型施設のしゅん工が続く中、テナント探しの競争が激化しており、差別化を目指す動きもあるようだ。

 国土交通省の倉庫統計季報によると、2023年の冷蔵倉庫の所管容積は3753万1000立方メートル。13年の2772万立方メートルから、約1・4倍に増加した。物流施設が集中する関東と近畿の推移を見ると、…

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