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2025.08.12付
【鉄道貨物のミライ】第26回 海上輸送転換論 鉄道ジャーナリスト 枝久保 達也氏
前回は貨物鉄道の北海道撤退論と、函館本線(並行在来線)の経営分離にまつわる問題を取り上げた。現時点で貨物専用線として維持を模索しているが、費用負担など課題が多く、着地点は見通せていない。だが、そもそも「撤退」は可能なのか。今回は海上輸送に転換する可能性と、その手法を見ていく。
道内―道外間の機関別貨物輸送量シェア(2022年)は、鉄道が約8%、航空が0・2%に過ぎず、それ以外は海上輸送(内航海運・フェリー)が担っている。品目別の割合は、鉄道輸送の約7割が…
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