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2025.07.29付

【環境特集】総論 持続可能な取り組みを探る 脱炭素化は不可避 東京大学未来ビジョン研究センター 江守 正多 教授

 産業革命以降、大気中の温室効果ガスが増加し世界の平均気温が上昇。気候変動が進む。2023年度に4181万トンの二酸化炭素(CO2)を排出し、日本の総排出量の約4%を占める営業用貨物車でも温室効果ガス削減が求められている。東京大学未来ビジョン研究センターの江守正多教授は、運送業界がカーボンニュートラル(炭素中立)を持続可能な形で実現するには「企業なりにメリットを見いだすことが鍵」とする。

「利点持つことが鍵」

 産業革命以降、人間が化石燃料を燃やすことで、CO…

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