ニュース

メインビジュアル

2025.06.17付

【ドライバーの労働改善へ一手!】第1回 運輸業に多い過労死 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所産業保健研究グループ 松元 俊 主任研究員

 トラックドライバーで脳・心臓疾患に関連する健康障害と健康起因事故が問題となっている。物流の2024年問題として社会の関心を集めているのは輸送危機だが、残業時間の上限規制の基になっているのは「過労死等防止対策推進法」であり、長時間労働のような過重な負荷を背景とした、特に脳・心臓疾患による過労死などの健康被害をなくすことがそもそもの目的だ。
 厚生労働省の毎月勤労統計調査では、産業別に見ても運輸業は元々労働時間が長い上に、長時間労働は事故リスクを増大させるだけ…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください