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2025.05.27付

【鉄道貨物のミライ】第22回 MS期待で増強策打つも 鉄道ジャーナリスト 枝久保 達也氏

 1997年の国連気候変動枠組み条約第3回締約国会議で、「京都議定書」が採択されたことにより、先進国の温室効果ガス排出量削減が国際公約となった。エネルギー効率の良い鉄道は、トラックに比べて環境負荷の少ない輸送手段だ。国土交通省の試算によると、鉄道の二酸化炭素排出量は船舶の半分以下、トラックの10分の1。貨物輸送をトラックから鉄道・船舶に転換することを「モーダルシフト」という。
 京都議定書の採択を受け、同年、内閣官房は「地球温暖化問題への国内対策に関する関係…

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